ぽこ あ ぽこ  音楽教室  岐阜ピアノ教室

岐阜県羽島郡笠松町にある 「ぽこ あ ぽこ音楽教室」
ピアノ、ソルフェージュを
丁寧に指導しています

レッスンで大切にしていることは山ほどありますが、
その1つが、「気づき」です

楽譜を見て、何でもいいから、
自分で発見できる子、
何か気づくことがある子、
そんな子になってほしいと思っています。


しかし、いきなり気づかせようと思っても、
発見させようと思っても、なかなか難しいのが現状です

特に日本の教育は、私自身が受けてきたものもそうですが、
「発見」する力を育てる教育ではありません。

まずは、教わる。
そして、その応用を考える。

日本人、日本の企業は、
国外の方が発見・発明したものを、
より素晴らしいものに極めていくのが得意と言われますが、
そういう教育の賜物ではないかと思います。


真っ白な紙を渡すと戸惑う日本人。
何をすればいいか分からないと悩む日本人。
「例」を欲しがる日本人。
「例に倣う」ことで安心感を求める日本人。

私の願いは、白紙をもらって喜ぶ子が増えること。
「発見」ができる子たちが増えることです。



楽譜は作曲家が作った暗号文。
宝島の地図。

本来、楽譜を見るのは、ドキドキワクワクするはず

なのに、新しい曲に入ると、譜読みが面倒、苦痛…
っとなってしまうのは、本当にもったいない


というわけで、レッスンでは、
楽譜を見て発見ができる子になるよう、常に問いかけます。

「何か気づいたことない?」
「何か発見したことはない?」

習い始めて間もない頃は、この問いかけに、固まる子供たち

「上の段と下の段、同じリズムでできてるんだよ!」
「右手と左手、同じ音だね」
「この曲は、ドとソの音しか出てこないんだよ。」

そんなことを繰り返しているうちに、
着眼点が分かってきて、自ら答えられるようになっていきます。

私と、3年、4年と共に過ごしてきた子は、
「次はこの曲だね」とページをめくった途端、
何か発言するようになっていきます。

「あっ!音は違うけど、右手と左手、同じ模様だね」
「この曲、ユニゾンの曲だ〜」
「あれ?…あっ、1段ずつ同じリズムだ!
ラッキー♪ リズムうちが簡単だ。」…などなど


今日も、「今日の宿題はこの曲だよ〜」と言うと、
生徒が、「あれ?この曲、この前やった曲に似てるなぁ」
と言い出しました

「お〜!スゴイじゃない!
今ね、ついこの前やった曲にソックリだけど、
どの曲か分かる?って聞こうと思ったところなんだよ!」
私がそう言うと、目がキラキラと輝きだしました

「ホント?僕、先生が質問する前に気づいちゃったね。
それにさー…、先生、鉛筆貸して!
この前やった曲は、こんな風で、
今日習う曲は、こんな風になってるね!」

楽譜の空いているスペースに、鉛筆で、
1つは山型のラインを2本平行に書き、
もう1つは、山と谷のラインを1本ずつ書いてくれました


ついこの前やった曲は、
右手:ドレミファソファミレドレミファソファミレ
左手:ドレミファソファミレドレミファソファミレ
と平行に演奏します。

今回勉強する曲は、
右手:ドレミファソファミレドレミファソファミレ
左手:ドシラソファソラシドシラソファソラシ
と対称に演奏します。

それを、説明してくれたのです。


この2曲が似ていると感じられること。
音符の粒々をラインで捉えられていること。
平行と対称を、数学的に学んでないけれど、理解していること。
そして、それを、私に伝える方法を確立していること。

本当にスバラシイと深く感動しました


「スゴイスゴイ!!!
それを先生は説明しようと思ってたんだけど、
自分で発見できたんだね!
この前習ったのに似ていることに気づいて、
しかも、2つの曲の似ているところ、違うところを、
先生に上手に説明までできて、ビックリ!
スゴすぎるよ〜〜〜〜〜〜!!!」
と、生徒にも感動を伝えました


生徒は「そんなに褒められると恐縮です」だそうで、
どこまでもかわいい子なのでした

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