今年で2回目となるベーテンピアノコンクール。
課題曲コースと、自由曲コースが選択できるのが魅力的
今年は自由曲コースで4人出場しました。
昨年より明らかにハードルが高くなっていました。
もちろん予想はしていましたが…
【4年生の子】
ショスタコーヴィッチ:『ぜんまいじかけのお人形』
技術的に難しい曲にチャレンジ!
弾けるようになるまで苦労しました
こんなに難しい曲も弾けるんだと
自信を持ってもらいたくて、頑張りました。
舞台裏では緊張していて
「先生、間違えてもいいよね?」と尋ねられました。
「もちろん!間違えないで弾くことより、
心をこめて、よく歌って演奏することの方が、
ずっとずっと大切だよ」と話すと、
他の教室の生徒が、「えっ?間違えちゃダメだよね?」と、
ひそひそ話していました
間違えてもいいじゃない。
少なくとも私は、生徒に、「間違えちゃダメ」とは言いません。
言いたくありません。
特に小中学生の頃は、大いに失敗して欲しいと思っています。
失敗しても最後まで弾き続ける精神力を養って欲しいですし、
後から襲ってくる後悔と戦って、
心の処理の仕方を学んで欲しいです。
【5年生の子】
ギロック:『ソナチネ第2番より3楽章』
本当は全楽章弾かせたかったのですが、
準備期間が足りず断念。
まだまだ自分の演奏がなく、
イマジネーション能力が不足気味。
「どうしたい?」と聞いても、
「先生ならどうする?」と聞いてきます。
ハッキリとした起承転結のある曲なら、
表現しやすいかな?っと思って選曲。
この年齢でピアノを続けていて、
コンクールにも出るのは、
頑張ってる子か才能のある子たち。
他の子たちが、レベルの高い曲を弾きこなすのを聴いて、
いろいろと考えてしまったようです。
そういう心理状態と戦うことも、
他の子を気にしても、気にしなくても、
自分の演奏をするのも、また勉強です。
【中学1年生】
スカルラッティ:『ソナタ K.386/L.171』
ギリギリになって、出場すると言い出し、大慌てで選曲。
別の教室に通っていて、
私が指導を始めたのは今年の4月から。
典型的なテキストで指導を受けてきたようで、
古典派中心のレッスン。
今回初めてのバロック音楽で、
両手とも旋律を奏でるのに苦労しました。
緊張しやすい性格で、ミスなく演奏した経験がないそうで、
少しでも自信をつけさせてあげたいな…っと思い、
ノーミスで演奏できるようにかなり細かく指導しました。
本番は最初にちょっとミス。
でも、しっかりと立て直し、その後はノーミスで弾き通しました!
【中学3年生】
ベートーヴェン:『ピアノソナタ第5番ハ短調』
高校の音楽科へ進学を希望している子。
中学2年生の12月から引き受けましたが、
それまで、ホールでの演奏経験がないと言うので、
とにもかくにも経験!と強制出場させました。
初めてのホール演奏、よく頑張りました!
自由曲でコンクールに出す場合、
審査員受けを狙ったり、
ベタな曲で出すのはあまり好きではないのですが、
この子の場合、受験のリハーサルも兼ねて、
試験曲の課題となるソナタで出場させました。
弾くのに必死で(当たり前ですが)、
自分の音がちょっと聴けてなかったのが残念。
とにかく経験値を貯めさせてあげたいなぁ〜。
というわけで、長い1日が終わりました。
また、気持ちを新たに頑張りましょう
課題曲コースと、自由曲コースが選択できるのが魅力的
今年は自由曲コースで4人出場しました。
昨年より明らかにハードルが高くなっていました。
もちろん予想はしていましたが…
【4年生の子】
ショスタコーヴィッチ:『ぜんまいじかけのお人形』
技術的に難しい曲にチャレンジ!
弾けるようになるまで苦労しました
こんなに難しい曲も弾けるんだと
自信を持ってもらいたくて、頑張りました。
舞台裏では緊張していて
「先生、間違えてもいいよね?」と尋ねられました。
「もちろん!間違えないで弾くことより、
心をこめて、よく歌って演奏することの方が、
ずっとずっと大切だよ」と話すと、
他の教室の生徒が、「えっ?間違えちゃダメだよね?」と、
ひそひそ話していました
間違えてもいいじゃない。
少なくとも私は、生徒に、「間違えちゃダメ」とは言いません。
言いたくありません。
特に小中学生の頃は、大いに失敗して欲しいと思っています。
失敗しても最後まで弾き続ける精神力を養って欲しいですし、
後から襲ってくる後悔と戦って、
心の処理の仕方を学んで欲しいです。
【5年生の子】
ギロック:『ソナチネ第2番より3楽章』
本当は全楽章弾かせたかったのですが、
準備期間が足りず断念。
まだまだ自分の演奏がなく、
イマジネーション能力が不足気味。
「どうしたい?」と聞いても、
「先生ならどうする?」と聞いてきます。
ハッキリとした起承転結のある曲なら、
表現しやすいかな?っと思って選曲。
この年齢でピアノを続けていて、
コンクールにも出るのは、
頑張ってる子か才能のある子たち。
他の子たちが、レベルの高い曲を弾きこなすのを聴いて、
いろいろと考えてしまったようです。
そういう心理状態と戦うことも、
他の子を気にしても、気にしなくても、
自分の演奏をするのも、また勉強です。
【中学1年生】
スカルラッティ:『ソナタ K.386/L.171』
ギリギリになって、出場すると言い出し、大慌てで選曲。
別の教室に通っていて、
私が指導を始めたのは今年の4月から。
典型的なテキストで指導を受けてきたようで、
古典派中心のレッスン。
今回初めてのバロック音楽で、
両手とも旋律を奏でるのに苦労しました。
緊張しやすい性格で、ミスなく演奏した経験がないそうで、
少しでも自信をつけさせてあげたいな…っと思い、
ノーミスで演奏できるようにかなり細かく指導しました。
本番は最初にちょっとミス。
でも、しっかりと立て直し、その後はノーミスで弾き通しました!
【中学3年生】
ベートーヴェン:『ピアノソナタ第5番ハ短調』
高校の音楽科へ進学を希望している子。
中学2年生の12月から引き受けましたが、
それまで、ホールでの演奏経験がないと言うので、
とにもかくにも経験!と強制出場させました。
初めてのホール演奏、よく頑張りました!
自由曲でコンクールに出す場合、
審査員受けを狙ったり、
ベタな曲で出すのはあまり好きではないのですが、
この子の場合、受験のリハーサルも兼ねて、
試験曲の課題となるソナタで出場させました。
弾くのに必死で(当たり前ですが)、
自分の音がちょっと聴けてなかったのが残念。
とにかく経験値を貯めさせてあげたいなぁ〜。
というわけで、長い1日が終わりました。
また、気持ちを新たに頑張りましょう
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